スタッフのつぶやき
2022-01-23 14:20:00
自律神経ってどんな神経?③
自律神経のバランスが崩れると?
交感神経ばかりが優位になると、全身の血流が悪くなり、
いつまでも心身の興奮状態が続きます。
副交感神経の優位な状態が続くと、意欲が上がらず、
無気力感や疲労感を招きやすくなります。
どちらか一方が優位になるのではなく、
両者のバランスが適切に保たれていることが大切です。
自律神経の乱れによる身体的な不調は
血の循環の悪化による頭痛や肩こり、
内臓機能低下による便秘や肌荒れなどがあります。
免疫力が低下し、長期的に血管の収縮が続くことによる
高血圧や動脈硬化などの大きな病気に
つながる恐れもあります。
精神的な不調では、
集中力低下、情緒不安定、不眠などがあります。
これらをこの程度の症状と軽視してはいけません。
また、男性30代、女性40代頃から急激に副交感神経の働きが
衰え始めると言われています。
男性トップアスリートの引退も30代前後に集中しています。
女性の動悸やイライラといった更年期特有の症状は、
この時期にホルモンバランスが大きく変化することによって
起こると考えられています。
早めに対策をとっておくことが必要になります。