スタッフのつぶやき
自律神経ってどんな神経?③
自律神経のバランスが崩れると?
交感神経ばかりが優位になると、全身の血流が悪くなり、
いつまでも心身の興奮状態が続きます。
副交感神経の優位な状態が続くと、意欲が上がらず、
無気力感や疲労感を招きやすくなります。
どちらか一方が優位になるのではなく、
両者のバランスが適切に保たれていることが大切です。
自律神経の乱れによる身体的な不調は
血の循環の悪化による頭痛や肩こり、
内臓機能低下による便秘や肌荒れなどがあります。
免疫力が低下し、長期的に血管の収縮が続くことによる
高血圧や動脈硬化などの大きな病気に
つながる恐れもあります。
精神的な不調では、
集中力低下、情緒不安定、不眠などがあります。
これらをこの程度の症状と軽視してはいけません。
また、男性30代、女性40代頃から急激に副交感神経の働きが
衰え始めると言われています。
男性トップアスリートの引退も30代前後に集中しています。
女性の動悸やイライラといった更年期特有の症状は、
この時期にホルモンバランスが大きく変化することによって
起こると考えられています。
早めに対策をとっておくことが必要になります。
自律神経ってどんな神経?②
良く聞く交感神経と副交感神経って?
交感神経はアクセルの役割をします。
交感神経が優位になると、血管が収縮し、
血圧と心拍数が上昇。
心身ともに興奮状態となり、アクセルを踏み込んで、
前進しようという態勢になります。
副交感神経はブレーキの役割をします。
副交感神経が優位になると、血管が緩み、
血圧と心拍数が低下。
興奮にブレーキがかかりリラックスした状態になります。
通常、日中に交感神経が優位になり、
夜は副交感神経が優位になります。
しかし、不規則な生活習慣や人間関係のストレスなどの
様々な原因により、自律神経のバランスは乱れがちです。
自律神経ってどんな神経?①
●そもそも自律神経とは?
情報を伝える神経は大きく2つに分けられます。
脳から脊髄へとつながる「中枢神経」と、
そこから全身の隅々へと伸びる「末梢神経」です。
さらに末梢神経は「体性神経」と「自律神経」に分けられ、
自律神経は内臓の働きや血液の流れなど、生命維持するための機能を司っています。
例として、呼吸する、暑いときに汗を出す、
食べ物を消化し栄養を吸収するなどです。
自律神経は自分の意思でコントロールすることができず、
身体の機能を維持するために24時間休みなく働き続けています。
また、自律神経は交感神経と副交感神経に分けられています。
高血圧について知ろう②
どんな病気にかかりやすくなるの?
脳卒中や脳出血、心筋梗塞、腎臓病などに関わってきます。
対策→運動と食事
・有酸素運動に降圧効果があります。
30分~60分の継続した運動を週3回
また、ウォームアップとクールダウン
運動中の水分補給を行いましょう。
・食事は塩分の摂り過ぎに注意しましょう。
(1日6~7gを目標 例→味噌汁 約4杯分)
・野菜、果物、低脂肪乳製品を積極的に
摂るように心がけ、
コレステロールや飽和脂肪酸
(バター、脂身の多い肉など)の摂取を減らしましょう。